2007年03月29日

安野モヨコ「さくらん」土屋アンナ

安野モヨコ原作「さくらん」が、土屋アンナ主演で映画「さくらん」になった。

映画「さくらん」の中で、
花魁(おいらん)になった土屋アンナは、
武士に身請けされることにもなったのに、
誰の子かわからない子を妊娠していることに気づいた。

土屋アンナは、身請けされなくていい、
子どもはおろさない、

「産む」

という選択をするのだ。


私には、
なぜ女郎や花魁になりたくなかった土屋アンナが、
誰の子かもわからない赤ちゃんをうもうとするのか、
わからなかった。

身請けではなく、
「自分の足で」、この郭(くるわ)から脱出したいという思いはわかった。

だけど、なぜ出産するのか?

なぜ、おろさないのか?

が、わからなかった。


でも昨夜考えて、わかった。

きっと、土屋アンナ演じる花魁は、
自分の足で郭から脱出すると決意するほどだから、
自分をすごく大事にしていたんだと思う。

自分を大切に、自分の気持ちを大事にしていたからこそ、
わがままさえも魅力になる花魁にも選ばれたのだろう。


だから、
自分を大事にする=自分の体に育った赤ちゃんも大事にする。

ということでは、ないのかな?


この出産を選ぶ、ということで、
土屋アンナ演じる花魁が、
”金魚鉢から出ては生きていけない金魚”だけれど、
それでも自分の気持ちをなおざりにしない、
ということを表していたのではないかなあ。


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posted by ちほりん at 11:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | さくらん・土屋アンナ

蜷川実花「さくらん」と「マリー・アントワネット」

映画『さくらん』を観た。
この映画『さくらん』は、
『さくらん』がデビュー作となった、
世界的フォトグラファーの蜷川実花(にながわ みか)が監督だ。

蜷川実花は、
演出家・監督の蜷川幸雄の長女である。

また蜷川実花の従姉妹は、舞台女優の蜷川有紀だし、
従兄弟は構成作家の夜鯉利光でもある。


すごく凝っている映像美は、
映画監督フランシス・コッポラの娘のソフィア・コッポラ監督作品の映画『マリー・アントワネット』に似ていると思った。

美しくて、
とても美しい映像で、
一つ一つのファッションや小道具や家の内装など、
すごく凝っていて、センスがいいところが、
『さくらん』と『マリー・アントワネット』が似ている。


だけど、両作品とも、
ちょっと物足りない。

『さくらん』も『マリー・アントワネット』も、
女性監督らしい繊細で、美しく、
懲りすぎるくらい美しい映像だが、
それなりに迫力もあるのだが・・・、
なんか爆発するようなかたまりがなかった。

それが、残念。


ただ、美しさへのこだわりは、とてもすばらしかった。


【蜷川実花の写真集】


cover
「ピンク・ローズ・スウィート」蜷川 実花 (著)



cover
「ANNA」蜷川 実花 (著)



cover
「安達祐実写真集 DAY DREAM 」武藤 義 (写真), P.S. Park (写真), 尾形 正茂 (写真), 吉田 裕之 (写真), 秋田 大輔 (写真), 蜷川 実花 (写真)



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posted by ちほりん at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | さくらん・土屋アンナ

さくらん・土屋アンナ

映画『さくらん』を見に行った。
花魁(おいらん)や廓(くるわ)の話、
男と女の話や恋愛ものは、本当はあまり見たくなかった(爆)。

だけど、土屋アンナ主演だから、
見に行きたかったんだよね。

土屋アンナの映画『下妻物語』は見ていないのだが、
今年1月の山本寛斎の「KANSAIスーバーショー太陽の船」を東京ドームに見に行ったとき、
初めて土屋アンナを見た。

実物の土屋アンナを見たのだが、
アントニオ猪木よりも、
すごく迫力のある人だな〜と、とっても感心したものだった。


それで、
安野モヨコ原作の「さくらん」を、土屋アンナがどう演じるか、
とても興味があったのだ。

cover
安野 モヨコ (著) 「さくらん」)


それに、土屋アンナは、
私と同じシングルマザー。


だから、観たかったのだ、『さくらん』を。


いちばん驚いたのは、
誰の子かわからない子供を妊娠した花魁の土屋アンナが、
なぜ、子どもを生もうとしたのか?

生んで、育てようと思ったのは、なぜか?


それがわからなかったなあ。
でも、
シングルマザーの私としては、
おろさない、という土屋アンナがうれしかった、すっごく!


土屋アンナ「山本寛斎 KANSAIスーパーショー「太陽の船」」

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posted by ちほりん at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | さくらん・土屋アンナ

「さくらん」土屋アンナ

土屋アンナ主演の映画『さくらん』を観た。
『さくらん』は、豪華な映画だった。

まずは、主演の土屋アンナ。
シングルマザーでもある土屋アンナがどう花魁(おいらん)を演じるのかに、
とても興味があった。


土屋アンナ演じる花魁の流し目がいいと、
映画の中で男たちはいうけれど、
私はちっともぞくぞくしなかった。

ヤンキーにしか、見えなかったなあ。
かなり残念。


土屋アンナのよかったのは、
泣いて、ちっともキレイじゃない顔だとか、
仕事がいやでふくれっつらしたりするところ。

そんな日常の、いやだけど仕事がんばるみたいな、
しょうがない、仕事やるかみたいな感じの演技の方が、
自然で私にはおもしろかった。


でも、土屋アンナの花魁の着る着物は、とてもおしゃれだった。
かなりセンスがいい。

花魁や女郎(じょろう)たちの住む廓(くるわ)の内装が、
またステキで。


ちなみに、
土屋アンナ、木村佳乃、そして菅野美穂の3人の女優たちの
大胆な濡れ場。

ちっともセクシーに感じなかった。

女性監督が描いたから、
キレイでいやらしくはなかったけれど、
(女性が見ても、目をそむけなくていいという意味で)
でも、え?
これで濡れ場・・・?
というのが、正直な感想だった。


それから、音楽の椎名林檎(りんご)。

楽しみにしていたけれど、
あまり心に残る音楽がなかった。


よかったのは、夏木マリ!

そして今まであまり好きじゃなかったんだけど、
今回の椎名吉平の役はよかったな。


それから、小泉今日子がどこに出ていたのか、
わからなかった(涙)。


金魚のシーンは、うまく使っていたと思う。


ラストシーンはかなしかったな。
だって、つかの間の幸せ・・・。

それでも、
きっと二人はそれを選んでよかったと思うのだろうが。


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posted by ちほりん at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | さくらん・土屋アンナ